ジップフライとボタンフライの違いについて、画像つきで紹介します。
1.はじめに
ファッションに凝り始めたころ、「ヤコブコーエン」というブランドのやや高めのデニムを購入したのですが、そのとき初めてフロント部分がボタン式になっているデニムがあることを知りました。
最初は使いにくいなと思ったのですが、購入するデニムの多くがボタン式で、逆に「これまでジッパー式のものしか知らなかった自分はいったい何だったんだろう...」とさえ思うようになりました。
でその後、「ジップフライ」や「ボタンフライ」という言葉があることも知りました。
なんとなく意味は分かると思いますが、ファッションを始めたばかりの人向けに紹介したいと思います。
2.フライとは
そもそも「ジップフライ」や「ボタンフライ」の「フライ」とはなんでしょうか。
これはデニム含め、パンツ類のファスナーやボタン部分が外から見えないように留めている部分を二重合わせにした部分を指す英語らしいです。
3.ジップフライとは
本題です。
ジップフライとは、フロント部分がファスナー(ジッパーまたはチャック)になっているパンツを指します。
ジップフライのデニムパンツ(AG)
「ファスナー」は英語で「しっかり留めるもの」という意味で、ジッパーやチャックは登録商標だったようで、昔は線ファスナーやスライドファスナーと呼ばれていたようです。
ジップフライは上げ下げが楽ですが、長期間穿いていると壊れる可能性があります(現在ではそのようなことはまずないように思われますが)。
4.ボタンフライとは
ボタンフライとは、フロント部分がボタンになっているパンツを指します。
ボタンフライのデニムパンツ(ヤコブ・コーエン)
ちなみにジップフライが誕生する以前は、スラックスなどすべてボタンフライだったようです。
現在では本格的なデニムパンツは基本ボタンフライが多いようです。
開け閉めにコツがいるのでちょっと面倒ですが、股上が深いタイプであれば一番下のボタンをつけたままにしておくと便利です。