私のお気に入りの一足、Parabootのローファー「REIMS(ランス)」の紹介です。
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2014年の春に青山のParaboot(パラブーツ)で購入したものです。
フランスを代表するブランド、Parabootといえば、CHAMBORD(シャンボード)やMICHAEL(ミカエル)といった靴がメジャーなのですが、他に類をみない無骨さがたまらないローファーがこのREIMS(ランス)です。
ローファーにはあまり興味がなかったのですが、このREIMSだけは他のローファーにない存在感とチョイ悪な感じが大変気に入ってます。
ちなみに「ローファー」とは「ぶらぶらする」から転じて「怠け者」「のらくら者」の意味があるようです。
さて、この靴は「ノルウィージャン製法」といって、登山靴等に用いられる底部分を縦と横に縫う製法で作られています。
その証拠として、かかとの部分に「Cousu Norvegien」と刻まれています。
REIMSは太いモカシンで縫われており、甲の付け根になる部分(サドル革の固定部分)をしっかり縫い上げるため、すべて手作業で行われています。
靴底の張り替えが可能な、分厚いソールも洒落ています。
これほどまでにヘビーテイストなローファーは他にはないでしょう。
ネットでは「多少の雨なら大丈夫」という情報があったので、念のため店員さんに聞いてみたところ、
「油分含有率がの高いカーフレザーを使用しているので多少は大丈夫です」
ということです。
あ、Parabootといえば横についている緑色のタグが有名です。