AGのデニムなどについているボタンが「49」になっている理由を紹介します。
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理由は簡単なんですが、これは「AG」とも読めるからです。
ところで、このボタンのデザイン(文字ではなく柄)がこのような古ぼけた感じになっているかご存知でしょうか。
このボタンのデザインについて調べてみたところ、海外のサイトでAGへのインタビュー記事をみつけました。
AG Jeans - Exclusive Interview
該当部分を引用します。
And you have a story behind your button design?
Mr. Ku: "Yes, the button reads 49 but also resembles the letters AG. The inspiration came when I was playing golf and I was walking alongside an old railway track. I looked down at the sleepers and saw a beautiful old giant nail in the railway track. I tried to pull it out and failed but called someone from the office to bring tools and they pulled it out and I felt I had a very beautiful thing. I went back to the factory and showed it to my son, he also recongized we had something special and we based the button on this nail. The rivets are also based on [it]. Even the trims, made by Cobra, are about ten times more expensive to produce than other brand's trims."
以下に日本語訳を載せておきます。
ボタンデザインの背景に物語がありますか?
Mr. Ku:はい、ボタンは「49」と読むだけでなく「AG」という文字に似ています。 私はゴルフをし、古い鉄道線路の横に歩いているときにインスピレーションを感じました。私は枕木を見下ろし、軌道内にある美しい古い巨大な釘(くぎ)を見つけました。 私はそれを抜き出そうとしましたが失敗し、誰かオフィスから工具を持ってくるよう呼び出し、釘を抜きました。 そしてそれが非常に美しいと感じました。 私は工場に行き、私の息子にそれを見せました。彼もまた、私が何か特別なものを持っていたことを感じ、そして私たちは釘をボタンのベースにしたのです。リベット部分もそれに基づいています。 コブラ(注:地名?)で作られるトリム(注:ボタンフライなどの部分を指すらしい)でさえ、これを製造するために他のブランドのトリムよりも約10倍も高価なのです。
ということで、古い線路に打たれてあった釘をイメージしたものだったのですね。
トリムの意味については、下記の記事を参考にしました。