Notary Publicのための公証役場での手続き

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オンラインショッピングで届いた商品が足りない件(その後)」のさらに続きです。

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経緯は前述のリンク先を参照してほしいのですが、「Notary Public」という部分にサインをもらうために公証役場に行きました。

1.事前準備

行く前にやっておきたいのは、サインしてもらう文書が英語等、日本語以外の場合、訳文を用意しておくことです。

また後述しますが公証役場に行く際は事前予約を行うことをお勧めします。

2.市川公証役場

最初に出向いたのは、自宅から近い「市川公証役場」です。

公証役場はこじんまりした法律事務所っぽい感じで、若いお兄さんが対応してくれました。

「誓約書に公証人のサインが必要なんですが...」

と、オンラインショップから送られてきた誓約書のプリントを見せると

「日本語訳はありますか?」

と聞かれたので、あらかじめ用意しておいた日本語訳のプリントしたものを渡しました。

「購入代金の返却ですね」

とおおよその事情を察してもらったあと、

「ここの役場でも手続きはできますが、法務省としてのサインができるたけで、アメリカのNotary Publicとして効力をもたせるためにはさらに外務省の手続きが必要になります。ここで手続きをするよりもまとめて手続きをしてくれる役場に行かれた方がいいかもしれません」

とアドバイスをもらって、

「ここから一番近いところでしたら小岩にあります」

ということで、小岩公証役場の地図のコピーを用意してもらって、市川の役場では手続きをしないことにしました。

ここのお兄さんが大変親切で助かりました。

ちなみに手数料を聞いたところ、11500円とのことです。

2.小岩公証役場

その足でそのままJR総武線を2駅乗って「小岩公証役場」に行きました。

誓約書を提示し、さきほどと同じような対応を期待していたのですが、事務のお姉さんが、

「これはなんて書いてあるのですか?」

と聞かれたので、さっと訳文を渡し、

「ここにあなたの署名が必要ですね」

と言われたので、

「はい、(公証人の)目の前でサインしないといけないので白紙でもってきました」

と答えました。

「市川の公証役場でここに行くといいと言われたので...」

と説明して、手続きを開始してくれました。

身分証明書(免許証)を提示してコピーをとりながら、

「今日は来客が少ないからいいのですが、予約をしてほしいんですよね」

「ここにくることはそんなにないと思いますが、今度来られるときは予約を...」

と、予約なしで訪問してしまったのがかなり印象がよくなかったようです。大変申し訳ありません...。

そのあと公証人の年配の男性が登場し、公証人のサインについて丁寧に説明して頂きました。

まず、説明してもらったのは、

「オンラインショップの誓約書にはサインせず、日本での公証人のサインは決まったフォーマットがあるのでそれを1枚添付します、オンラインショップのフォーマットにはその旨を記載します」

ということです。

また、

「公証人のサインは日本語のためで、アメリカのNotary Publicのために英訳をさらに1枚添付します」

とのことです。

つまり、元の誓約書・公証人のサイン(日本語)・公証人のサイン(英訳)の計3枚でワンセットとなります。

ということで、オンラインショップの誓約書に公証人の前でサインを行い、その文書を元にさらに公証人のサイン(というか、事前に用意されたフォーマットに私の情報を記載)をしていただきました。

10分ほどで事務処理が終わって最後に11500円を支払って完了しました。

6000円余りの返金で11500円を使うという何とも不毛な感じを拭いきれないのですが、名誉のためなので金額の損得の問題ではありません。

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