コンゴの粋な人々「サプール」

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コンゴの粋な人々「サプール」の紹介です。

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2014年12月4日、NHK総合の「地球イチバン『世界一服にお金をかける男たち』」を見ました。

サップ(SAPE:Society for the Advancement of People of Elegance)は、コンゴ共和国およびコンゴ民主共和国においてみられるファッションの一種で、サップを楽しむ人々をサプール(Sapeurs)と呼ぶようです。

サプールは、トタン屋根が立ち並び土煙舞う未舗装の道を、色鮮やかなブランドファッションを身にまとって歩くのです。

なぜそのようなブランドファッションが広まっているのかというと、コンゴは永い間、フランスの植民地でした。そのフランスの文化や洗練されたファッションが残っているのです。

そこにコンゴ独自の色彩感覚が取り入れられたのがサップ、そしてサプールです。

華やかながら、コーディネートも意識しています。

サプールには、働いたお金の半分以上を服につぎ込んでいる人が大勢います。

それだけでなく、年配のサプールが新人のサプールに新品のスーツ買ってあげる場面までありました。

なぜそこまでできるのか。

単にオシャレをしているだけではないようで、きちんとした身なりをすることで自分自身だけでなく、周りの人、ひいては国までも変えていこうという想いがあるようです。

前述のスーツを買ってもらったお兄さんも昔はワルだったらしいですが、サプールになるためにお金を稼ぐことが必要で、真面目に働くようになったようです。

私のファッションにはそんなだいそれた目標はありませんが、服装に気を遣うとたしかに歩き方や仕草なども気をつけるようになるんですよね。

そして自分だけでなく周りの人もすれ違いざまに「おっ」と思えてもらえるなら嬉しい限りです。

国は違いますが、サプールを見習わないといけないと思いました。

ちなみに番組の再放送は、12月11日(木)午前2:15~午前3:05(水曜深夜)です。

ファッション通の方は必見!

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