ローゲージについて説明します。
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「ゲージ」とは英語で「guage」と書き、「標準寸法」「規格」を意味します。
ファッション関係の「ゲージ」とは、編機(あみき)の針の密度を表す単位で、1インチ(2.54cm)に針が何本あるかを表します。
例えば7G(ゲージ)であれば、1インチの間に7本の針があることを指します。
ゲージと名称の関係は下図のとおりです。
「ローゲージ」とは1.5G~7Gの密度を指します。
「密度」と言われてもピンとこないと思いますが、要するに「編み目の大きさ」です。
つまり「ローゲージ」は冒頭の写真のように「編み目が粗い」ものを指します。
ファッション界では「ローゲージニット」という言葉がよく使われます。これは「編み目の粗いニット製品」ということになります。
なお「ローゲージ」は「コースゲージ」とも呼ばれるようですが、「ローゲージ」の方が感覚的に分かりやすいので普及した用語になったのではないかと思われます。
注:「1インチに針が何本あるか」と書きましたが、編機によってインチの単位は異なるようです。