コールハーンの「ルナグランド」と「ゼログランド」の違いについて調べてみました。
コールハーンのシューズといえば、スニーカーのような独特の形状のソールを思い浮かべます。
このシリーズには「ルナグランド」と「ゼログランド」の2種類があるようです。
が、両者の違いがいまひとつ分かりません。
ということでネットで情報を集めてみました。
1.ルナグランド
コールハーンは1928年に創業。メンズシューズブランドとしてスタートしましたが、1988年に「ナイキ」の傘下に入り、2000年からナイキのエア技術を高級靴に取り入れた靴を発表し始めました。
それが「ルナグランド」です。
ルナグランドは、軽やかな履き心地を実現するナイキのクッションシステム「ルナロン」が採用されています。
以下、「ナイキ、重力を感じさせないナイキ ルナロンにより 超越したクッショニングを実現」の記事からの引用です。
ナイキのデザイナー ケビン・ホーファーとエリック・エイヴァーは、柔らかいクッション性と弾むような反発性を実現する軽量な技術を 生み出そうと試みました。月面の無重力状態で跳ねる宇宙飛行士から 着想を得て、その名前にも『月』を意味する「ルナ」が用いられたナイキ ルナロン クッショニングが、ランニング、バスケットボール、ウイメンズトレーニング、メンズトレーニング、ベースボール、スポーツウエア向けの製品となって、世界中のアスリートに軽さと反発性にすぐれたクッショニングを 提供しています。
ということで「ルナ(luna)」は「月」を意味し、「月の上を歩いているようなふんわりした履き心地」ということらしいです。
グランドは「ground(地面)」ではなく「grand(雄大な、華やかな)」です。
2.ゼログランド
2013年、コールハーンはナイキの傘下から離れました。
そして「ルナグランド」の進化版が「ゼログランド」です。
名前のとおり「無重力」を意味するようです。
この靴には3つの特徴があります。それは「軽量」「シームレス」「柔軟性」です。
種類にもよりますが重量は約290gと、コールハーン史上最高の軽さを実現しています。
アッパーには合成ファブリックを使用して穴飾りは抜き切られています。さらにノンステッチで作られています。
さらにソールは切込みが入った溝のある独特の形状になっています。
これらの要素により軽量化や通気性の良さ柔軟性などにつながっています。
実際にお店で履かせてもらいましたが、靴を履いていない、ソールに足をのせて歩いているような感覚でした。
ルナグランドはまだ履いたことがないのですが、おそらくもう少し柔らかい履き心地だろうと思います。
3.まとめ
ということで、ルナグランドはナイキの技術を活かした履き心地を実現したシューズ、ゼログランドはルナグランドからさらに進化させたモデルといったところでしょうか。
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ちなみにコールハーンではローファー・オックスフォード・ブーツといった普通の靴も取り扱っています。