ブリーフケースの意味について調べてみました。
広告
ブリーフケースは英語で「briefcase」と書き、冒頭の画像のような書類を入れる薄い角型の鞄を指します。
ブリーフケースがそういうものであることは多くの方がご存知と思いますが、ここで調べたいのはそういうことではなく、なぜブリーフケースが「書類を入れる薄い角型の鞄」を意味するのか、ということです。
が、ネットで色々調べてみてもブリーフケースの語源について言及している情報がまったくみつかりませんでした。
辞書サイトでは、「brief」とは「手短な」「簡潔な」「摘要」「概要」「短い報告」などを意味しますが、どれもブリーフケースの語源になるような意味にならない気がします。
ということで、英語のWikipediaで「briefcase」を調べてみました。
それらしい記述がありました(下記)。
Lawyers commonly use briefcases to carry briefs to present to a court, hence the name.
訳すと、
弁護士が裁判所に提示する訴訟事件摘要書(brief)を運ぶためにブリーフケースを使ったのが名前の由来です。
となります。
ということで、ブリーフケースはもともと(外国の)弁護士さんが書類を持ち運ぶために使っていたことが語源のようですね。
ちなみに訴訟事件摘要書とは上訴するときの意見書のようですが、日本では存在しない書類らしく、検索してもヒットしませんでした。
ということで、こちらも英語版のWikipediaから調べることができます。
下記の記事からも訴訟事件摘要書の意味が分かると思います。