ポロシャツをパンツに入れる(=タックイン)のはありか?の問題について調べてみました。
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以前、ちょっとしたコンサートへの出演で、衣装替わりのポロシャツをパンツ(スラックス)に入れて着ようとしたところ、周囲の人から、
「ポロシャツは裾をださないとダメ!」
と言われて、仕方なく出して着たことがあります。
私はポロシャツの裾をパンツに入れることについて違和感はなかったのですが、そのときは周囲の人全員から非難されました(笑)。
実はポロシャツはスポーツ競技「ポロ」で使われるユニフォームで、その場合、裾はパンツにいれる、いわゆる「タックイン」が本来です。
ラルフローレンのロゴがまさにポロ競技を示していますね。
ラルフローレンのポロシャツは(すべてか分かりませんが)、タックインしたときに裾が飛び出さないよう、後身頃がやや長くなっています(下)。
もちろん、ファッションとして着用する場合には競技向けのタックインを守る必要はありません。
自分が「いい」と思った着こなしをすればいいんじゃないかと思います。
時代によってタックインする・しないの流行もあるかと思います。
ただ、本来の着用方法を知っていることで、着こなしの幅がより広がるのではないでしょうか。
「ポロシャツは裾を出さないとカッコ悪い!」
とか、
「タックインが正式な着こなしだ!」
と決めつけるのではなく、どちらもありじゃないかと思う訳です。
ラルフローレンのオンラインショッピングサイトでも、タックインしていない写真が使われていたりします(下)。
なお、タックインしないために着丈が短いタイプもあるようなので、ポロシャツの種類によっても着こなしを変えた方がいいかもしれません。