コーデュロイについて調べてみました。
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コーデュロイは英語で「corduroy」と書き、「縦方向に毛羽のある畝(うね)を表した織物」を意味します。
畝とは「盛り上がった部分」を指します。
「corduroy」自体は「cord(細い、紐など)」と「deroy(西イングランド発祥の毛織物)」から由来するようです。
ちなみに、日本では「コール天」とも呼ばれています。
「コール天」は「cord」と「天鵞絨(てんがじゅう、ビロードの和名)」が組み合わさったらしいです。
さて、コーデュロイのあの畝はどうやって作っているのでしょうか。
コーデュロイは「パイル織」という方法で織られます。
パイル織の意味は別の記事で紹介したいと思いますが、代表的なものとしてタオルがあります。
タオルの表面は小さいパイル(ループ)でおおわれています。
で、誤解をおそれずに言うと、タオルのループになった部分を切った状態にしたものが「コーデュロイ」です。
コーデュロイの畝には色々な大きさがあります。
皆さんがイメージされるのは冒頭の写真のような太い畝のものと思われますが、下の写真のような細い畝のコーデュロイもあったりします。