MA-1フライトジャケットの意味について紹介します。
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MA-1フライトジャケットは1950年代初頭にアメリカ空軍が開発したもので、もともとあったB-15フライトジャケットの後継となります。
MA-1はそれまでのフライトジャケットと同じ革製ではなく、ナイロン製になりました。
理由は、フライトジャケットに付着した水分が氷結して乗組員の活動の妨げになることがわかったためです。
また、襟・袖・裾が全てリブニットになっており、機材や機器にひっかからないよう着丈が短くなっています。
それから、航空機のシートに座ったときにお尻と腰の間に生地が挟み込まれないようにするため、後身頃の丈が前身頃より短くなっています。
さらに裏地がオレンジ色になっていて、これは遭難時に裏返しに着ることで味方に発見されやすいようにするためです。