「銀面」について調べてみました。
広告
銀面とは、革の原料となる動物の皮の表側の部分を指します。
製革工程で毛及び表皮を除去した真皮の表面。
となっています。
銀面は「吟面」という字があてられることもあります。
銀面という言葉の由来ですが、牛革の表面は加工(当時は植物タンニン鞣し革)によって光沢を帯びて見える事から銀面になったという説と、明治時代に近代的な革鞣しの技術を習得するため海外から技術者を招聘し、そのときに革の表面のことを英語でGrain(グレイン)という発音が当時の日本人に「ギン」と聞こえたところから銀面と呼ばれるようになったという説などがあります。
なお、銀面をそのまま革の表面として使ったものを「グレインレザー」または「銀付き革」と呼ばれます。