ウールとコットンの違いについて紹介します。
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何気なくウールセーターとコットンセーターを使っています。
ご存知の方も多いと思いますが、ウールとコットンでは暖かさ(保温力)が違います。
ウールは羊毛で、吸湿性が高く湿気を外へ放出する特性があり、これが暖かさにつながります。
つまり汗をかいても吸湿・放出してくれるので、体が冷えたままになりません。
逆にコットンは植物繊維で、吸湿すると素材の特性上湿気をそのまま溜めてしまいます。
汗をかくと、なかなか乾かないことが原因で体温を奪うわけです。
これが「ウールは冬の素材、コットンは夏の素材」と言われる理由です。
なので、どんなにデザインがよくて気に入ったものでも、冬場にコットンのセーターでは力不足です。
実用性があってこそのファッションだと思います。
上着を着るほど寒ければウールセーター、そうでないときはコットンセーターという風に使い分けるのがいいのではないでしょうか。