ヤマト運輸の着払い伝票について

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ヤマト運輸の着払い伝票について紹介します。

ヤマト運輸の着払い伝票

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YOOXの返品・交換で、YOOXの着払い伝票を貼ったダンボールをいつものコンビニに持っていったら、

 「伝票は?」

と聞かれたので、

 「いや、ここに貼ってますけど」

と答えました。

が、この伝票の存在をご存じない新人かつアジア系の方で、

 「うーん...この伝票では受け付けられませんね」

と言われたので、

 「いや、いつもこのコンビニで受け付けてもらってますけど...」

と答えたのですが、

 「うちで受け取る伝票がないので受け付けられません」

の一点張り(笑)。

数分そのやりとりを続け、らちが明かないので店長さんを呼んでもらい、ようやく荷物を受け付けてもらいました。

が、その店員さんはそのあとも、

 「あ、ちょうどヤマトさんが荷物取りにきたので確認してもらいましょう」

と、最後までこちらに非があるような口調でした(笑)。

ということで、その店員さんがこのブログを読まれることはないと思いますが、コンビニ店員の方向けに、ヤマト運輸のこの着払い伝票について紹介しておきます。

コンビニ勤務でこの伝票をまだ扱ったことがない方は予備知識として知っておかれると、上記のような押し問答にならずに済むかと思います。

私もヤマトのこの伝票のことをもうちょっと理解していれば押し問答にならなかったはずなので、これを機会に勉強しました(笑)。

1.着払い伝票

オンラインショップ(ここではYOOX)で商品を購入し、返品・交換が可能であれば着払い伝票が同梱されてきます。

この伝票はヤマト運輸専用で、オンラインショップが勝手に作った伝票ではなく、ヤマト運輸が発行しているものです(下)。

押し問答になりそうな場合、「ヤマト運輸の伝票ですが」と一言添えてあげるといいでしょう。

伝票は5つのセクションに分かれています。

左上(赤枠部分、以下同様)は「取扱店・CVS店控」です。荷物配送を依頼したヤマト運輸営業所やコンビニエンスストア(CVS)が保管する伝票です。

(クリックで拡大)
取扱店・CSV店控

左上から2つめは「ご依頼主控」です。いつもこの部分を返して返してもらっています。

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ご依頼主控

左上から3つめは「請求書」です。着払いなのでYOOX側が保管する伝票と思われます。

(クリックで拡大)
請求書

左下は「売上票」です。ヤマト運輸が保管する伝票です。

(クリックで拡大)
売上票

右上は「配達票」です。ヤマト運輸が保管する伝票です。

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配達票

右下は「貼付票」です。配送する荷物に貼り付ける伝票です。荷物と一緒にお届け先に届きます。

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貼付票

2.伝票の書き方

伝票に受付日・サイズ・金額(着払いでも記載)を記載し、押印します。

通常の伝票はカーボンコピー方式なので、一ヶ所に書けば各票や控えにすべて写されますが、この伝票はカーボンコピー方式ではないため、各票や控えに繰り返し記載する必要があります。

フォーマットが通常の伝票と異なるので、これが店員さんを惑わせる原因かもしれません。

先に書いておきますと、ヤマト営業所のいわゆるプロの方は、依頼主を待たせないよう、下の「ご依頼主控」のみ記載・押印して、この部分をはがして返してくれます(依頼主が帰ったあと他の部分を記載)。

(クリックで拡大)

ということで本題です。

受付日を伝票の赤枠の欄に記載します。

(クリックで拡大)

荷物のサイズを測り、伝票の赤枠の欄にサイズを記載します。

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運賃を伝票の赤枠の欄に記載します。

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受領印を赤枠に押します。

(クリックで拡大)

もしかしたら「お届予定」なども記載が必要かもしれません。

また「請求書」欄に日付・領収印がありますが、こちらは扱いが不明なので上記の対象にしていません。

繰り返しになりますが、依頼主に渡すのは「ご依頼主控」です。

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