靴の「コバ」について調べてみました。
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コバとは、革靴の土踏まず部分より前方を縁取った、アッパー(甲革)より外側にはみ出た細い帯状の部分を指します。
英語では「welt(ウェルト)」または「edge(エッジ)」と呼ばれるようで、コバと読み方がまったく違います。
実は、コバは日本語の「木端(こば)」をカタカナ読みしたものです。
木端は「木材の切断面」を指します。
革靴のはみ出した部分をなぜ「木端」と呼ぶようになったのか。
それは、重ねた革の裁断面が木端のように見えるからだそうです。
ちなみに靴だけでなく、革財布の切り口も「コバ」と呼びます。
また、色が落ちてしまったコバに塗る「コバインク」というのも売られています。