テーラードジャケットの合わせ方について紹介します。
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みなさん、既製のテーラードジャケットやすーつのジャケットを買うとき、どこを注意してサイズをチェックしてますか?
身幅でしょうか。
あるいは肩幅でしょうか。
その2つはもちろん大事ですが、もうひとつ大事なポイントがあります。
それは「首周り」です。
下の写真は、冒頭のジャケット(L.B.M. 1911)ともう1点別のジャケット(AT.P.CO)をYOOXで購入して試着し、首周りを比較したものです。
L.B.M. 1911のジャケットは身幅と肩幅もジャストサイズ、そして首回りもフィットしています。
一方、AT.P.COのジャケットは身幅と肩幅もジャストでしたが、首回りが浮いていることが分かります。
前ボタンを留めた状態でこのように浮いた状態になることもありますが、ボタンを留めなくても浮くこともあります。
ジャケットが正しく肩に乗っておらず、首周りが浮いている状態を「襟が抜けている」というようです。
実店舗で購入すれば店員さんが気がついてくれると思いますが、オンラインで購入する際、身幅や肩幅、袖丈などに気をとられ、首周りに気がつかないケースがあります。
首回りが浮いているジャケットを着ていると貧相な印象になるため、購入はおすすめできません。
テレビでジャケットを着て出演されている方で、このように首回りがフィットしていない人をよくみかけます。
みなさんはそのような格好よくない姿を見せないよう、気をつけましょう。